「ぴんとこな」ってご存じですか?
歌舞伎用語で、「男らしさと憎みきれない色気を併せ持つ二枚目の役柄」
を意味する言葉だそうですが、
具体的にはどう使うんですかね?
「あの人は、ぴんとこなだねぇ~!(*^。^*)」
で、OK!?
意味は分かっても、どう使うのか、 いい回しがわからない言葉ってたくさんありますね。
使い方は、わかりませんが、
“男らしくて”
“色気があって”
“二枚目”
ってだけで、もういい男間違いなし!やけど、
ここに“憎みきれない”って形容詞がついてるところが ポイント高いですよね~!!
どんだけ、ええ男なんですかっ!?
「ぴんとこな」といえば、
ただ今、TBS系で、木曜9時に放送されているドラマのタイトルでもあります。
◆TBSドラマ ぴんとこな http://www.tbs.co.jp/pintokona/
わたくし一押しのKis-My-Ft2の玉森裕太君が 主演の河村恭之助を熱演しております!(*^。^*)
まだ、2話までしか放送されてませんが、 めっちゃハマってます!!!
あの「花より男子」を彷彿させるドラマです。
ざっくり説明しますと
恭之助は、歌舞伎界名門の御曹司で、高校生。 知名度と人気は抜群だけど歌舞伎への情熱はイマイチ。 稽古をサボって、遊び呆けているお坊ちゃま。
このお坊ちゃまが、恋と歌舞伎役者のライバル登場で 色々葛藤しながら成長していくお話です。
ライバルの澤村一弥は、NYCの中山優馬君。 ヒロインの千葉あやめは、川島海荷ちゃん。
2話では、岸谷五郎さん演じる父、河村 世左衛門に 「もう舞台には立たせない」と言い渡されてしまいますが 最終的には、「もう一度やらせてください」と恭之助が頭をさげ 「いつか、親父を超えてみせる!」と。 ←(;_:)感動
乙女目線でも、親目線でも楽しめる作品となっております!!
また、歌舞伎の知識が全くない私には 歌舞伎のことも知れて面白いです。
1話で登場した演目のひとつ 「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」は、
江戸城の新年恒例行事である御鏡曳きの日にその余興として舞を披露していた 「弥生ちゃん」が、獅子の精に変身してしまうというお話。 白くて長い髪を振り回すダイナミックな華やかな舞踊が見どころ!
そして、今、恭之助と一弥が稽古している演目(2,3,4話で登場)の 「棒しばり(ぼうしばり)」は
酒好きの太郎冠者 (たろうかじゃ)と次郎冠者(じろうかじゃ)が、 お殿様の留守中にいつもお酒を全部飲んでしまうので 外出中に酒を飲まれないよう、お殿様に縛られてしまいます。 しかし、どうしても酒を飲みたい二人はあの手この手でお酒にありつき 酔っぱらって踊りだしてしまうという喜劇。
これらの「春興鏡獅子」と「棒しばり」は、 歌舞伎座の8月公演「八月納涼歌舞伎」でも、行われます!
■歌舞伎座 8月 八月納涼歌舞伎 http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/schedule/2013/8/_1_44.php
ドラマでは、玉ちゃん(恭之助)のやった次郎冠者が、坂東 三津五郎さんで
優馬くん(一弥)のやった太郎冠者が、中村 勘九郎さんが演じられるそうです。
歌舞伎ってチケットが高そうなイメージがありますが、
3000円のお席もあるそうで、
私も一度、本物の歌舞伎、見てみたいなぁ~。
ドラマでちょっと予習してから、
本物を見に行くというのも、いいかもしれませんね!!
今年は、歌舞伎でびゅ~ しちゃいましょうかね!?