今では、新年の挨拶状として一般的になっている「年賀状」
そのはじまりをご存知でしょうか?
そのはじまりは、平安時代に遡ると言われています。
奈良時代から新年の年始回りという年始のあいさつをする行事があり、平安時代の貴族・藤原明衡がまとめた手紙の文例集の中には、年始の挨拶の文例がありました。この頃には一部の貴族が年始の挨拶を手紙で行っていたと考えられます。
庶民の間で広まってきたのは江戸時代で、町飛脚などを使って町人などが手紙を出すようになりました。
明治時代になって郵便事業の創業や郵便はがきの発行などにより、より広く広まっていったと言われています。
1907年から葉書の表に「年賀」であることを表記すれば枚数にかかわらず郵便ポストへの投函も可能となりました。
今年は、2015年(来年は2016年)
「年賀」の表記がされるようになって、約110年が経つんですね!