11月ごろになったらポツポツ届く 喪中はがき
もらう側の時は、あまり感じませんけれど
いざ出す側になったら、どうやって作ればいいの?どこに頼めばいいの?
ハガキはの用紙は決まってる?文章は?いつ出す?などなど
気になる事がいっぱいですよね。
そもそも「喪中はがき」とは、年賀欠礼の挨拶状といい
近親者に不幸があり、喪に服しておりますから、お祝い事はご遠慮します
“年賀状は出しませんよ” ということをお伝えする特別な挨拶状です。
普通のお手紙やお葉書のように「元気ですか?」と相手の様子を聞いたり
自分の近況報告などを書くことはNGとされています。
過去に 結婚したから写真入りで結婚報告と兼ねて喪中の葉書を出したい なんて
ご相談を受けた事がありますが、全力で諦めていただきました(^^ゞ
ご本人的には、結婚した写真を載せたい!お知らせしたい!という気持ちが強く
小さくてもいいから写真を載せたいと・・・(ーー;)
いやいや、写真の人が亡くなったみたいになっちゃうし
喪中(年賀欠礼)でそれをするのは、一般的には「非常識」ですからね。
葉書を受け取られた側にどう思われるか、ご親戚の方々がどう思われるかと考慮したら
絶対おすすめできません。
ご結婚の報告は、先か後か、時期をずらして出しましょうね。
次に “用紙” ですが、私製はがき もしくは、官製はがきで出します。
官製はがきといっても、切手の絵柄が スズメ や トキ の通常のタイプではなく、
切手の絵柄が 胡蝶蘭 になっている喪中寒中用の葉書 があります。
郵便局で購入できますのでこちらを使いましょう。
私製はがきの場合は、お店やメーカーによって厚さなどが異なりますので
よく比較検討して購入しましょう。
紙は、厚め方が、高級感というかしっかりした印象を与えてくれます。
大礼紙という 羽のようなスキが入った和紙でできている葉書もあります。
しかし、自宅で印刷する場合には、プリンターに通らない なんてトラブルもよくありますのでご注意ください。
次に 絵柄 デザイン です。
特に決まりごとがあるわけではありませんが、派手な色柄は、避けましょう。
市販の喪中はがきでは、優しい色合いのお花をモチーフにしたデザインが多いです。
故人の好きだったお花を選んだり、献花をイメージして 菊、百合、胡蝶蘭などを選ばれることが多いです。
いろいろと書きましたが、喪中葉書は、儀礼的な部分が多いので、
不安な場合は、専門の業者にお願いするのが安心ですね。