喪中はがきに「逝去」を使っていいの?


今日は、喪中はがきのお話です。

まずは基本中の基本から・・・

喪中はがきとは?

喪中はがきとは、近親者で1年以内に不幸があった場合に出す
年賀欠礼の挨拶状です。

書く内容としては、

1、喪中なので年賀状は出しませんよ、のお知らせ
2、誰がいつ亡くなったか
3、故人に対する生前の厚誼に感謝
4、結びの挨拶
5、差出年月

が一般的な構成です。

喪中はがき

 

「1」は、はがきの主文になりますので
少し大きめの文字で入れる部分です。

下記のような言い換えもあります。

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・喪中につき年末年始のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます

・喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます

・服喪中のため年頭のご挨拶は失礼させていただきます

・新年のご挨拶を申し上げるべきところ父の喪中につきご遠慮申し上げます

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言い換えポイント

「年末年始/年頭/新年」
「ご遠慮申し上げる/失礼させていただく」

 

 

 

2、誰がいつ亡くなったか
3、故人に対する生前の厚誼に感謝
4、結びの挨拶

については、複文というか、上記のサンプル画像でいうと
文字サイズの小さい部分の文章にあたります。

誰がいつ亡くなったかは、明記しない場合もあります。

 

●誰がいつ亡くなったか明記する場合
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本年九月に 祖父 高太郎が九十九歳にて永眠いたしました
生前のご厚誼に深く感謝申し上げます
なお 時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます
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「永眠しました」の言い換えとしては、
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・永眠しました
・他界しました
・天寿を全ういたしました
・大往生を遂げました
・急逝いたしました
——————————
などがあります。

「永眠」と「他界」は、一般的な言葉ですので どなたでも使いやすいと思います。

「天寿(てんじゅ)」と「大往生(だいおうじょう)」は、
十分長生きされた、老衰された、苦しみもなく安らかに亡くなられた場合に使える言葉になります。

「急逝(きゅうせい)」は、文字どおり、急に亡くなられたことを示します。

 

「ご逝去」は要注意!!

よく「逝去(せいきょ)」という言葉を使われる方がいらっしゃいますが、
「逝去」は、他人の死を敬ってその死をいう言葉ですので、身内の死に対して使うのは誤用です。

「逝去」の正しい使い方としては、下記文章のように、身内ではない方の死に対して使います。

「○○様のご逝去の報に接し、突然のことに驚き入っております。」

「○月○日○○先生が、ご逝去されました。つきましては、お別れの会を催したいと存じます。」

 

 

 

●誰がいつ亡くなったか明記しない場合

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本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます
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故人を明記しない場合は、故人に対する「生前のご厚誼に感謝」も不要なので
自分に対するご厚誼に感謝して「本年中に賜りましたご厚情に深謝いたします」等と書きます。

結びの言葉のアレンジとしては、

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・なお 時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます

・寒さに向かう折からご自愛のほどお祈り申し上げます

・寒さ厳しき折柄一層ご自愛のほどお祈り申し上げます

・皆様にはよき新年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます

・皆様に良い年が訪れますようお祈り申し上げます

・皆様にとりまして明年がよき年となりますようお祈り申し上げます

・皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

・皆様が健やかなる新年をお迎えになりますよう心よりお祈り申し上げます
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など、お好みに合わせてお入れするとよいでしょう~!

 

 

おまけ

●喪中だけど、年賀状はWelcome!さん

大往生された場合など、喪中だけれども、悲しみに打ちひしがれているわけではなく
自分は年賀状は出さないけど、年賀状は頂きたい!という場合には、
下記のような一文を追記するとよいでしょう。

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なお 年賀状は喜んで拝受いたしますので
お送りくだされば幸いです
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年賀状のないお正月はさみしいものです
皆様からの年賀状楽しみにお待ちしております
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