年賀状は最初に新年を祝う言葉、次に旧年中のお礼や先方の幸福を祈る言葉、最後に今年もよろしくという意味の言葉で書きます。
たとえば次のような文章です。
お健やかに初春をお迎えのことと存じます
旧年中は格別のご厚誼を賜りましてありがとうございました
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
年賀状の一番最初に書く言葉は、「お健やかに初春をお迎えのことと存じます」などの新年を祝う言葉「賀詞」を書き、次に「旧年中は格別のご厚誼を賜りましてありがとうございました」と「添え書き」を書きます。
「添え書き」には、年初めのご挨拶で「区切りをつけないために句読点を用いない」という意味があり、句読点をつけないのが通例となっています。
「添え書き」にうっかり「去年」と書いてしまうときがあるので気をつけましょう。「旧年」や「昨年」という言葉を使います。今回は「旧年」という言葉を使いました。
年賀状の挨拶をする言葉を間違うとその人の性格が疑われるのでちゃんと書くようにしよう。