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長い と 永い の使い分け


表記テーマの第7弾!
今回は、「長い」 と 「永い」の使い分けについて勉強します!

 

まずは、それぞれの意味を見てみましょう。
◆「長い」 と 「永い」

「長い」…はしからはしまでの隔たりが大きい。ある時点までの間隔が大きい。のんびりしている。

(例)長い年月/秋の夜長/長続き/気が長い/長い目で見る
「永い」…永遠、常しえ の意味合いが強い場合に用いる。

(例)永い眠りにつく/永くその名が残る/末永くお幸せに/永年勤続(←これだけ特別)

 

これらは、漢字のイメージ通りなので、わりと簡単ですね。
『永い』を使う場合は、特に“永遠”を意味する場合に使い、
それ以外は、基本的に、『長い』を用いれば問題なさそうです。
ただし、「永年勤続(えいねんきんぞく)」だけは特別で、
同じ会社・職場に長い年月続けて勤務すること意味しますが、

『永』としますので、ご注意を。