通常の社長交代ではなく、死去による交代の場合
挨拶状の文章をどうすればいいのか悩まれる方は多いようです。
ここ最近連続で見かけた、なんか“ヘン”な挨拶状の文章
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代表者死去の案内と就任
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拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます
去る ○月○○日 弊社 代表取締役 ○○○○○が永眠いたしました
ここにあらためて生前の御厚誼に深謝し心から御礼申し上げます
さて 私儀 ○○○○○
この度 故 ○○○○○の後任として代表取締役に就任いたしました
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つきましては誠に微力ではございますがお客様へのサービスの向上と
社業発展につとめる所存でございますので前社長同様に
格別のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます
まずは略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます
敬具
平成○○○年○月
株式会社○○○○○○
代表取締役 ○○○○○)
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え~と、まず、「私儀 ○○○○○」の部分ですが、
恐らくこの○○○○部分には個人氏名を入れるということなのでしょうけど…
これがNG!
なぜなら、「私儀」「私こと」は、
それだけで「わたくしごとではございますが」という意味になるので
その後には、お名前を入れません。
「“ベーやん”こと、堀内孝雄です。」っていう使い方は、
ありと思いますが(^^ゞ
私なら下記のような文章に訂正します。
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拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます
去る ○月○○日 弊社 代表取締役 ○○○○○が永眠いたしました
ここにあらためて生前の御厚誼に深謝し心から御礼申し上げます
さて 私儀
このたび 故 ○○○○○の後任として代表取締役に就任いたしました
はなはだ微力ではございますがお客様へのサービスの向上と
社業発展につとめる所存でございますので
前任者同様に格別のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます
まずは略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます
敬具
平成○○○年○月
株式会社 ○○○○○○
代表取締役 ○○○○○
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こっちのが、いいでしょ♪(*^_^*)
前社長死去による社長交代ごあいさつ(2011年8月24日の記事)